暮らしの歳時記

木枯(こが)らし
漉(こし)餡を枯れ葉に見立てた練り切りでくるんだ和菓子。餡や練り切りの種類は作り手によって様ざまな工夫が凝らされるが、その色合いや形から季節感が一目で分かる。木枯らしに舞う落葉は、何とも寒々とした風情だ。

生活メモ

季節のあいさつ

〇初冬の時節 〇師走の候 〇寒さも本格的になり 〇日向の恋しい頃 〇年内の余白も少なくなりました

健康の知恵

乾く季節の肌荒れ予防には、ぬるま湯での洗顔が基本。体を洗う時もブラシやナイロンタオルは避け、固形石鹸を泡だて、手で泡をなでるように洗います。液状ボディソープは化合物が含まれるので乾燥肌には不向き。

季節のこころ
霜月
おもな行事
おもな行事

暮らしの歳時記

亥(い)の子(こ)餅
寒中に猪(いのしし)の肉を食べると万病にかからないとされ、殺生(せっしょう)を慎むために、穀物で猪をかたどった亥の子餅を食べるようになったと伝えられている。平安時代の宮中で亥の子餅を食べて無病息災を祈る行事が、やがて民間にも広がった。

生活メモ

季節のあいさつ

〇向寒の候 〇穏やかな小春日和に心安らぎます 〇落ち葉の散り敷く時節となり 〇十一月は雪待月とか 〇吐く息も白く

健康の知恵

風邪予防は免疫力アップが決め手。そのためにはまず体を冷やさないことが大事です。ネギ、ニラ、ニンニク、ショウガ、タマネギなど、血液循環を促して体を温めてくれる食材を活用して、ウイルスに負けない体づくりを。

季節のこころ
神無月
おもな行事

21日

水戸桂岸寺二十三夜尊九月縁日

おもな行事

暮らしの歳時記

栗金飩(くりきんとん)
栗の収穫が始まる頃に出回るのが栗金飩。おせち料理の定番である、栗やさつま芋に砂糖を加えて炊き上げる粘り気のある栗金団(くりきんとん)とは別物で、粘らずに甘さ控え目の和菓子。茶巾でしぼって栗の形にするので、京都では栗茶巾(くりちゃきん)と呼ぶ。

生活メモ

季節のあいさつ

〇暑からず寒からずの好時節 〇秋冷の候 〇白菊、黄菊が美しく咲き乱れ 〇柿の実の色づく頃 〇紅葉の時節

健康の知恵

目が疲れたなと思ったら、指を立てて目で追い、目の筋肉のストレッチを。さらに目薬をさして5分間ほど目を閉じてみたり、就寝前にはおしぼりなどで目を温め、血液循環を促しましょう。肩こりや疲労解消にもつながります。

季節のこころ
長月
おもな行事

7日

千葉宗吾霊堂御待夜祭

20日

彼岸入り

23日

彼岸中日

26日

彼岸明け

おもな行事

暮らしの歳時記

お萩(はぎ)
もち米やうるち米を炊き、軽く搗(つ)いたものを丸めて餡やきな粉などを塗(まぶ)したもの。牡丹餅(ぼたもち)との区別については諸説あるが、一般的には春に作れば牡丹餅、秋に作ればお萩と呼ばれている。共にお彼岸の供え物として食べられる。

生活メモ

季節のあいさつ

〇初秋の候 〇秋の七草を見かける頃 〇暑さ寒さも彼岸まで 〇清々しい秋晴れが続きます 〇秋の夜長の時節となりました

健康の知恵

体脂肪の蓄積を防ぐポイントのひとつに食べる順番があります。理想的なのは、食物繊維→タンパク質→炭水化物の順。食物のエネルギーを脂肪細胞に溜める働きをするホルモン「インスリン」の分泌を抑えるコツです。

季節のこころ
葉月
おもな行事

  8日

愛媛福見寺四万六千日

  9日

長野満願寺千手観音縁日

13日

八月盆迎え火
茨城雨引観音万霊総供養

15日

八月盆

16日

八月盆送り火

17日

福島恵隆寺例大祭

おもな行事

暮らしの歳時記

葛切(くずき)り
葛粉(くずこ) を水溶きして煮詰め、平らに冷やし固めて細長く切った夏の和菓子。よく冷やして黒蜜ときな粉をかけて食べる。普及品には葛粉の代用としてじゃがいもなどの澱粉(でんぷん)を用いたものもある。残暑が厳しい八月にはもってこいのお菓子。

生活メモ

季節のあいさつ

〇炎暑の候 〇熱帯夜が続きます 〇残暑お見舞い申し上げます 〇お盆休みを迎え 〇八月は秋風月とは申しますが

健康の知恵

森に入ると清々しい気分になるのは木々が発散する「フィトンチッド」という芳香のおかげ。この香りには抗菌作用などがあり、自律神経の安定にもよいといわれています。ストレス解消も兼ねて、夏休みに森林浴はいかが?

季節のこころ
文月
おもな行事

  9日

東京護国寺四万六千日

13日

盆迎え火

14日

山形大日坊大網祭

15日

16日

盆送り火

おもな行事

暮らしの歳時記

竹流し
寒天液(かんてんえき)と餡を合わせた水羊羹(みずようかん)を竹筒に流し込み、笹の葉で蓋(ふた)をした和菓子。青竹からつるりと出てくる水羊羹は竹の良い香りがし、冷やしていただくと一時の涼が楽しめる。夏の和菓子は水分が多く、水分補給の役割も果たしてくれる。

生活メモ

季節のあいさつ

〇七夕の時節となりました 〇海開きの時節を迎え 〇盛夏の候 〇昨今の蒸暑、いかがおしのぎですか

健康の知恵

紫外線対策には日焼け止めクリームだけでなく、体の中からの対策もお忘れなく。おすすめはサケやイクラ、エビ、カニなどに含まれるアスタキサンチンという天然色素成分。高い抗酸化作用があり、美白も期待できます。

季節のこころ
水無月
おもな行事

10日

茨城雨引観音あじさい祭

15日

弘法大師誕生会
青葉まつり

17日

興教大師誕生会

24日

東京巣鴨真性寺江戸六地蔵百万遍念珠法要

おもな行事

暮らしの歳時記

若鮎(わかあゆ)
楕円形に焼き上げたカステラ生地で求肥(ぎゅうひ)を包み、半月形に整形して焼印で目と鰭(ひれ)をつけた和菓子。初夏の清流を泳ぐ鮎の解禁に合わせて売り出されていたが、最近ではゴールデンウィーク明け頃から見られるようになった。

生活メモ

季節のあいさつ

〇薄暑の候 〇入梅の候 〇ひと雨ごとに木々の緑が美しさを増して 〇梅雨の折から蒸し暑い日が続きます

健康の知恵

便秘解消に有効な食物繊維もとり方にコツがあります。効果がないときは海藻類やコンニャクなどの水溶性食物繊維を。少食の人やダイエット中には穀類、豆類、芋類などの不溶性食物繊維がおすすめです。

季節のこころ
皐月
おもな行事

  1日

長野須坂市米子不動尊ご縁日

  5日

専誉僧正恩徳会

10日

相馬妙見歓喜寺東奥聖天尊浴油供

15日

米沢法音寺青葉祭

16日

高知津照寺漁業殉職者慰霊祭

おもな行事

暮らしの歳時記

柏餅(かしわもち) 
うるち米の粉で円形の平たい餅を作り、小豆餡か味噌餡を入れて二つ折りにし、柏の葉で包んだもの、五月五日の端午(たんごた)の節句を祝って作られる。新芽が育つまで古い葉が落ちない柏の葉には、子孫繁栄を願う意味合いがある。

生活メモ

季節のあいさつ

〇暮春の候 ○新緑の候 ○五月晴れの空に心はずむ今日この頃 ○風薫る五月 ○青葉若葉が目にしみる頃

健康の知恵

朝食が大切な理由の一つに「脳の栄養補給」があります。脳は睡眠中も働き続け、唯一の栄養源であるブドウ糖をどんどん使ってしまいます。もし起床後に頭がボーッとしていたら、朝食をしっかりとって脳にも栄養を。

季節のこころ

暮らしの歳時記

桜餅
桜にちなんだ和菓子で、塩漬けした桜の葉で餅菓子を包んだもの。大きく分けてクレープ状の生地で餡を巻いた関東風の「長命寺(ちょうめいじ) 」と、餡を饅頭状に包んだ関西風の「道明寺(どうみょうじ) 」との二種類がある。どちらも単純に桜餅と呼ばれる。

生活メモ

季節のあいさつ

〇桜花の候 ○春暖の候、いかがお過ごしでしょうか ○野辺にはかげろうの立つ頃 ○若草の萌え出す時節となりました

健康の知恵

味噌やヨーグルト、納豆や漬物などの発酵食品は、酵素や微生物の働きで消化によい食品です。負担をかけずに体内に入りやすく、新陳代謝や血液循環を整え、免疫機能を活性化してくれます。

季節のこころ
弥生
おもな行事

  1日

茨城雨引観音河津桜祭

  3日

新潟浦佐普光寺押合祭

  8日

高知種間寺初会式

15日

長谷寺常楽会

18日

彼岸入り

21日

彼岸中日
弘法大師正御影供

24日

彼岸明け

おもな行事

暮らしの歳時記

草餅
餅に茹でた蓬(よもぎ)の葉を磨り潰して混ぜ、餡を入れた餅菓子。または、餡なしできな粉を塗(まぶ)して食べることも多い。餅に草を練り込む風習は、草の香りが邪気を祓(はらう)と信じられていたためであり、古くは母子草(ははこぐさ)で作ったとされる。

生活メモ

季節のあいさつ

〇春光天地に満ちる時節となりました 〇暑さ寒さも彼岸までと申しますが 〇ひと雨ごとに暖かさの増す頃

健康の知恵

花粉が気になる季節です。私はまだ大丈夫という方も、日頃の食事で抵抗力をつけておきましょう。免疫機能を上げるビタミンA、C、Eや、果物、お茶、鮭やトマト、玉ねぎなどに含まれるポリフェノールを積極的に。

季節のこころ
如月
おもな行事

  3日

東京西新井大師だるま供養

  8日

長谷寺修二会

11日

茨城泉子育観音春季大祭
岩手光勝寺蘇民祭
茨城北斗寺大祭

14日

長谷寺だだおし

15日

釈尊ねはん会

27日

水戸桂岸寺二十三夜尊御縁日

おもな行事

暮らしの歳時記

鶯(うぐいす)餅
春告げ鳥ともいわれる鶯の形にこしらえた早春の和菓子。餡を求肥(ぎゅうひ) の皮などで包み、両端をとがらせて青大豆のきな粉をかける。最近では蓬(よもぎ)を混ぜた生地で包んだものもある。天正年間の頃に、豊臣秀吉が命名したと伝えられている。

生活メモ

季節のあいさつ

〇向春の候 〇立春とはいえ寒さまだ去りやらぬ日々 〇梅花の候 〇春の予感がそこかしこで芽吹いています

健康の知恵

空気が乾くほど寒さをより感じやすく、湿度が下がるほどに免疫力が低下し、風邪などのウイルスにも狙われやすくなります。暖房効率を上げ、健康を保つためにも加湿器を利用し、湿度40~60%を保つようにしましょう。

季節のこころ
睦月
おもな行事

  1日

長谷寺本尊開帳法要
仁王会・修正会

  7日

福島如宝寺七日堂祭

  8日

後七日御修法
長谷寺仏名会

13日

伊賀上野勝因寺虚空蔵菩薩大縁日

17日

米沢笹野観音十七堂祭

20日

東京日の出町西福寺火渡り

21日

東京西新井初大師

24日

桐生日限地蔵尊初縁日

27日

秩父医王寺初祈願会

28日

長谷寺星まつり
伊勢崎退魔寺開運厄除け

おもな行事

暮らしの歳時記

花びら餅
牛蒡(ごぼう)と白味噌餡と薄桃色の餅を、餅もしくは求肥(ぎゅうひ)で包んだ和菓子。平安時代、長寿を願って固いものを献上する宮中の新年行事「歯固めの儀」を簡略化したものに由来し、以後六百年にわたっておせち料理の一つと考えられてきた。

生活メモ

季節のあいさつ

〇希望にあふれる新しい年を迎えました 〇頌春の候 〇穏やかな初春をお迎えのことと存じます 〇冬将軍の時節

健康の知恵

寒い朝は少しでも早く体を温めたいもの。そんな時はまず真っ直ぐ立ち、かかとを上げ下げし、両腕も肩甲骨から動かすように大きくまわしましょう。これが全身に血液を送るポンプの働きをして体を温めてくれます。

季節のこころ