暮らしの歳時記

山茶花(さざんか)
ツバキ科の常緑小高木で、高さ十メートルを越すものもある。山中に自生して五弁の白い花を咲かせる。現在では紅色や八重咲きに改良された園芸種が人気。草木が影をひそめる冬の乾いた空気により、その香りはほのかで奥ゆかしく感じられる。

生活メモ

季節のあいさつ

○寒さも本格的になり ○短日のみぎり ○日向の恋しい頃 ○心せわしい年の暮れ ○年の瀬もいよいよ押し迫り

健康の知恵

防寒は腹巻、靴下、マフラーなどを活用し、腰回り、足もと、首回りを重点的に。簡易カイロは、おへその下や首の付け根の後ろ側が効果的です。また、保温素材の服装を選び、体を締めつけるタイプは避けましょう。

季節のこころ
霜月
おもな行事
おもな行事

暮らしの歳時記

柊(ひいらぎ)
モクセイ科の常緑小高木。葉の縁の刺に触るとヒリヒリ痛むことからその名があるとされる。初冬に白色の小花を密集させて甘くひそやかな香りを放つ。節分の夜、柊の枝に鰯の頭を刺して門口に飾り、邪気をはらう。

生活メモ

季節のあいさつ

○秋霜のみぎり ○ゆく秋の感慨も深く ○日ごとに寒気が加わる時節 ○落ち葉が風に舞い ○陽だまりの恋しい時節

健康の知恵

健康な爪は薄いピンク色でツヤがあります。でも、もし黄色っぽい場合は「爪の水虫」、白すぎたり反り返った爪は「貧血」、割れやすい爪は「栄養不足」かもしれません。気になる場合は皮膚科で検査を。

季節のこころ

暮らしの歳時記

金木犀(きんもくせい)
モクセイ科で高さ六~八メートルの常緑小高木。中国南部原産で江戸時代に日本に伝わったとされ、観賞用として公園や庭によく植えられる。強い香りが印象的だが、咲かせる橙色の花は直径一センチにも満たず、開花期間は一週間ほどである。

生活メモ

季節のあいさつ

○秋晴の候 ○秋麗のみぎり ○清涼の気、身にしみる ○菊花薫る時節 ○空は深く澄み渡り ○暦の上では霜の降りる時節

健康の知恵

目の疲れには、立てた指を目で追いながら右へ左へ動かす目のストレッチ体操を。また、近くや遠くを交互に繰り返し見ることも、目の筋肉「毛様体筋」を柔軟にし、目の疲れや視力の衰えを防ぎます。

季節のこころ
長月
おもな行事

4日

千葉宗吾霊堂御待夜祭

20日

彼岸入り

23日

彼岸中日

26日

彼岸明け

おもな行事

暮らしの歳時記

薄荷(はっか)
シソ科の多年草。長さ二十~六十センチほどの茎に楕円形の葉を互生させ、淡紫色の花を輪状にたくさん咲かせる。古くから胃腸薬や鎮痛剤、香料として使用されてきた。草全体に香りがあり、葉から薄荷油を採る。ペパーミントは西洋薄荷の一種。。

生活メモ

季節のあいさつ

○爽秋の候 ○鈴虫の音色が美しく ○朝夕日ごとに涼しくなり ○野分の折 ○虫の音にも深まる秋を感じる頃

健康の知恵

肥満や糖尿病を防ぐためには「食べる順番」が大切。理想は、食物繊維→タンパク質→炭水化物の順。野菜から食べ始め、ご飯を最後にすると、血糖値が上がりにくく、コレステロールの吸収も抑えられるといいます。

季節のこころ
葉月
おもな行事

  8日

愛媛福見寺四万六千日

  9日

長野満願寺千手観音縁日

13日

八月盆迎え火
茨城雨引観音万霊総供養

15日

八月盆

16日

八月盆送り火

17日

福島恵隆寺例大祭

おもな行事

暮らしの歳時記

茉莉花(まつりか)
モクセイ科の蔓性常緑低木。古くから香料植物として知られ、原産地のアジアを中心に熱帯、亜熱帯で広く栽培されている。花は直径二センチほどの白花で一重や八重に咲く。乾燥させて茶葉と混ぜ、爽やかなジャスミン茶にする。

生活メモ

季節のあいさつ

○盛夏の時節 ○蝉しぐれの日々 ○炎暑の候 ○晩夏のみぎり ○残暑が身にこたえる毎日 ○暑さもようやく峠を越え

健康の知恵

体内時計の乱れは不眠や便秘などの不調を招きます。起床後は太陽を浴び、しっかり朝食をとり、夕方から夜は睡眠準備のためにリラックスモードで。食事も就寝の4時間前までに済ませるのが理想です。

季節のこころ
文月
おもな行事

  9日

東京護国寺四万六千日

13日

盆迎え火

14日

山形大日坊大網祭

15日

16日

盆送り火

おもな行事

暮らしの歳時記

山百合(やまゆり)
ユリ科の多年生球根草。園芸種として色も大きさも多様なユリの、日本特産の原種。花径が二十センチ強もある花を一~十輪ほど咲かせ、色は黄色の帯が入った白色で赤い斑点がある。その佇まいは豪華で気品にあふれ、甘く濃厚な香りを放つ。

生活メモ

季節のあいさつ

○七夕飾りが風に揺れて ○ようやく梅雨も明け ○夕立のあと、涼風が心地よい ○蝉の声に暑さを覚える今日この頃

健康の知恵

汗をかいた日にはハーブを使った入浴でリフレッシュ。特に肌のほてりをさますにはフレッシュミントがぴったりです。葉や茎をネットなどで包み、適温のお湯を張った浴槽に浸すだけ。爽やかな香りも素敵です。

季節のこころ
水無月
おもな行事

10日

茨城雨引観音あじさい祭

15日

弘法大師誕生会
青葉まつり

17日

興教大師誕生会

24日

東京巣鴨真性寺江戸六地蔵百万遍念珠法要

おもな行事

暮らしの歳時記

梔子(くちなし)
アカネ科の落葉低木。三センチほどの細長い実は、熟しても先端が裂けないことから「くちなし」の名がある。古来より実の黄色が染料として利用されてきた。白い花が発する甘い香りが夏の風に運ばれるので、花言葉は「喜びを運ぶ」とされる。

生活メモ

季節のあいさつ

○衣替えの時節となりました ○薄暑のみぎり ○雨に映える紫陽花の花も美しく ○天候不順の折 ○梅雨明けも間近

健康の知恵

梅雨の季節は食中毒に注意。その予防はキッチンが最前線です。まな板、包丁、水切りカゴや排水口は「洗って→拭いて→除菌」の3ステップを。冷蔵庫や食卓もこまめに除菌を心がけましょう。

季節のこころ
皐月
おもな行事

  1日

長野須坂市米子不動尊ご縁日

  5日

専誉僧正恩徳会

10日

相馬妙見歓喜寺東奥聖天尊浴油供

15日

米沢法音寺青葉祭

16日

高知津照寺漁業殉職者慰霊祭

おもな行事

暮らしの歳時記

石斛(せっこく)
ラン科の常緑多年草。ひも状の白い根で岩や石、樹木に着生する。花軸に三センチほどの紅を帯びた白色の花を二個ずつ付ける。古くから薬用として珍重され、江戸時代には長生蘭の名で栽培されて人気を集めた。奥ゆかしくほのかな香りが特徴。

生活メモ

季節のあいさつ

○薫風のみぎり ○暦の上ではもう夏となり ○目に鮮やかな新緑の時節 ○桐の花咲く頃 ○青葉繁れる好時節

健康の知恵

手指の動きは脳の血流を促します。そこで「ひとりジャンケン」に挑戦してみませんか? 両手を前に出し、いつも「右手が勝ち、左手が負ける」ジャンケンです。これを繰り返すことで脳もリフレッシュできますよ。

季節のこころ

暮らしの歳時記

鈴蘭(すずらん)
ユリ科の多年草。春の訪れを知らせる代表的な花で、山野に群生することもある。長楕円形の二~三枚の葉の間から花茎をもたげ、釣り鐘状の可憐な白花をいくつも付ける。爽やかで清潔感のある香りは、よく香水の原料にされる。

生活メモ

季節のあいさつ

○花冷えの頃 ○春の日差しも心地よく ○春爛漫のみぎり ○ものの芽も伸び春深まってまいりました ○陽春の候

健康の知恵

マメ類、ゴマ、ワカメなどの海藻類、野菜、魚、シイタケなどのきのこ類、そしてイモ類。これらの食品を1日1回どこかで取り入れることが健康維持の秘訣。「マゴワヤサシイ」と覚えて活用を。

季節のこころ
弥生
おもな行事

  1日

茨城雨引観音河津桜祭

  6

水戸桂岸寺二十三夜尊御縁日
新潟浦佐普光寺裸押合祭

  8日

高知種間寺初会式

15日

長谷寺常楽会

18日

彼岸入り

21日

彼岸中日
弘法大師正御影供

23日

彼岸明け

おもな行事

暮らしの歳時記

沈丁花(じんちょうげ)
ジンチョウゲ科の落葉低木で高さ一~一・五メートル。半球状の株になり庭木や垣根に植えられる。枝先に十~二十個の花を球形に咲かせ、外面が紫紅色、内面が白色に開花する。その芳香が沈香に、花型が丁字に似ていることからその名があるといわれる。

生活メモ

季節のあいさつ

○桃の節句も過ぎ ○日ごとに春めいて ○春色の候 ○春寒の折 ○麗日のみぎり ○夢見月との名を持つ三月

健康の知恵

花粉症などのアレルギー対策には「抗酸化物質」の力を借りましょう。代表的なものはビタミンA、C、Eにポリフェノール。菜の花やブロッコリー、鮭やイクラ、レバーやうなぎ、アーモンド、緑茶などがおすすめです。

季節のこころ
如月
おもな行事

  2日

東京西新井大師だるま供養

  3日

長谷寺節分会

  8日

長谷寺修二会

11日

茨城泉子育観音春季大祭

14日

長谷寺だだおし

15日

釈尊ねはん会

18日

岩手光勝寺蘇民祭
茨城北斗寺大祭

おもな行事

暮らしの歳時記

梅(うめ)
バラ科の落葉高木で中国原産。古く日本に渡来したと考えられている。早春に他の花に先駆けて芳しい香りの五弁花を付け、八重咲きもある。花色は白、薄紅、紅等があり、平安時代には主として白梅は香りを、紅梅は色を楽しんだ。

生活メモ

季節のあいさつ

○向春の候 ○立春とは申しますが ○暦の上に春は立ちながら ○梅の便りが聞こえる今日この頃 ○三寒四温の時節

健康の知恵

簡単な運動でも毎日続けると代謝アップにつながります。両腕を天井に向け大きく伸びをし、腕を肩から大きくグルっと回してみましょう。これをつま先立ちで数回。血行を良くし、体も温まる簡単なストレッチです。

季節のこころ
睦月
おもな行事

  1日

長谷寺本尊開帳法要
仁王会・修正会

  7日

福島如宝寺七日堂祭

  8日

後七日御修法
長谷寺仏名会

13日

伊賀市勝因寺虚空蔵菩薩春の大会式

17日

米沢笹野観音十七堂祭

19日

東京日の出町西福寺火渡り

21日

東京西新井初大師

24日

桐生日限地蔵尊初縁日

28日

長谷寺星まつり
伊勢崎退魔寺開運厄除け

31日

秩父医王寺初祈願会

おもな行事

暮らしの歳時記

蠟梅(ろうばい)
ロウバイ科の落葉低木で高さ二~四メートル。梅とは全くの別種。葉の出る前に香り高い小さな黄色い花が数個ずつ集まって咲き、花弁には蠟を引いたような光沢があるので蠟梅とも表記される。雪の庭にその香りが漂うことで開花に気付いたりする。

生活メモ

季節のあいさつ

○謹んで新年のお祝いを申し上げます ○穏やかな初春をお迎えのことと存じます ○初春の光さやけく ○寒気厳しき折

健康の知恵

セリ、ふきのとう、菜の花など春野菜の「苦み」は、冬の寒さで滞った代謝を促し、体から老廃物を排出するデトックスの働きや、抗酸化作用も期待できるそうです。旬の春野菜を食べて体をリセットしませんか。

季節のこころ