季刊誌『光明』

平成31年-春-第211号



トピックス 田代弘興猊下、御修法の大阿闍梨に



 冬の寒さがひと休みし、さえぎるものなく陽光が降り注ぐ京都の東寺(教王護国寺)。境内けいだいを進む僧侶一行の中、田代弘興猊下のお顔は、大傘の中でひときわ引き締まって見えます。

 平成三十一年一月十四日。この日「しちにち」が結願けちがんを迎えました。

 後七日御修法は、正月の八日から十四日の七日間、玉体安穏・鎮護国家・五穀豊穣を祈願して修されます。お大師さまの奏請そうせいにより、宮中の真言院で始められて以来、中断を挟みながらも、宮中の重要な国家行事として、千年以上続けられてきました。現在は、ここ東寺で行われています。

 平成最後の年となる今年、田代猊下が大阿闍梨をお勤めなされました。真言宗の各山各派を挙げての一大行事で、筆頭の大役をになわれたのです。

 お大師さまが唐より請来しょうらいした法具を用い、京都御所からお迎えした御衣ぎょいを加持する。その重みたるやいかばかりか。

 また、今年一年、猊下は真言宗長者として重要な法要や行事に参加されます。

 今、おごそかに進みゆく猊下の歩みには、大阿闍梨を無事勤め上げた安堵感とともに、元号が変わる節目の年に、長者の大任を果たさんとする決意がうかがえました。



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