写仏

写仏
  仏さまのすがたを写し、その功徳をいただくことを写仏といいます。仏さまを描くとなると大変難しいことと想像しますが、お手本となる下絵がありますので、どなたでも安心して描くことができます。
  写経と同じく、一心に描くことで心が満たされ、澄みわたるような感覚になるのではないでしょうか。心をこめて、ていねいに描き写すことが大事です。
  写仏に必要な材料は、お手本となる下絵、筆(面相筆や蒔絵用の筆)、墨、硯、写仏に適した紙(下絵が写るもの)、クリップ、文鎮、などをはじめ、ご自分で必要と思われるものを準備しておきましょう。
  進めかたは、まず下絵図像に紙をのせ、上部2か所をクリップでとめます。(下絵をもう1枚用意できれば、それを見やすい所におき、見ながら描くとなお一層よいでしょう)
  写し始める個所は、特に決まりはありません。描きやすいと思う個所から始めます。ただしお顔は筆がなれたころに描くとよいでしょう。さらに目と 白毫 びゃくごう (眉間にある円形の尊いしるし)については、最後に写している仏さまの「ご宝号」をお唱えし、心を落ち着かせてから筆を入れます。なお、手の動きによって紙を横にしたり、斜めにしても構いません。
(指導される先生によって、進めかたは異なります)