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第60回全国奉詠福島大会(団体の部)-大会経過報告- 詠秀 遠藤賢幸


 日毎に寒気加わる季節となり鮮やかな紅葉の候、平成27年11月12日、福島県郡山市磐梯熱海「郡山ユラックス熱海」にて第60回豊山流大師講全国奉詠福島大会 ~「東日本大震災」慰霊と復興への願い~ が開催されました。

 60回目の記念大会に際し、全国各地より116支部の講員の皆様、及び県内外の多くの檀信徒の皆様、合わせて1400名を超える大勢のご参加を頂きました。受付開始時刻より早く来られた方も大変多く見受けられ、大会への意気込みが感じられました。


第60回全国奉詠福島大会(団体の部)風景写真1

 会場ステージ前に掲げられた豊山流大師講所蔵「十一面観世音菩薩大画軸」を拝し、第一部の慰霊復興祈願法要が厳修されました。『総本山長谷寺和讃』の一斉奉詠の中、豊山流大師講理事長坂井智宏宗務総長を大導師に仰ぎ、福島県内4支所から出仕の8名の職衆と共に法要が進みます。その中で『国土安寧萬霊供養和讃』『追善供養御詠歌心華』を会場が一体となって奉詠致しました。

 式典に移り、先ず新支部連合・新支部への支部旗の授与、続いて永年支部・永年講員の皆様への褒賞、更に第60回全国研詠大会(個人の部)の賞状親授、そしてご挨拶を坂井理事長より頂きました。『真言みおしえ和讃』の一斉奉詠の中、大導師・職衆・諸大徳のご退場にて第一部が終了となりました。

 昼食休憩を挟みまして第二部の奉詠に移ります。今年度の奉詠の部は、詠監・詠匠・詠秀の先生が登壇し、講員の皆様は自席にてお唱えをしていただく奉詠形式でありました。舞台上が明るくなりますと80名の詠秀の先生方が登場され、それは正に圧巻でした。一曲目の『四摂和讃』三曲目の『宗祖弘法大師鑽仰御詠歌神通』は、講員の皆様と共にお唱えし、二曲目の『宗祖弘法大師御遠忌和讃・御詠歌 法燈』は詠秀の先生方のみの奉詠でした。三曲の奉詠が終わり詠秀の先生方が退場され、十名の詠監・詠匠の先生方が登場されました。一曲目の『三宝和讃』と三曲目の『総本山長谷寺札打御詠歌 潮音』は会場全体でお唱えし、二曲目の『総本山長谷寺第二番御詠歌 泊瀬』は、詠監・詠匠の先生方だけのお唱えでした。詠監・詠匠の先生方が一同で奉詠される機会はほとんどなく、大変すばらしいお唱えに講員の皆様だけでなく我々詠秀も感動致しました。第二部最後の四曲目『豊山流大師講同信和讃』となり、先ほど退場した詠秀もステージと客席に登場、会場が一つ、大音声の奉詠となりました。私は客席へ、講員の皆様の隣でお唱え致しました。今までにない形に、驚いていた講員の方もいらっしゃいましたが、奉詠が始まると、今まで以上に声が出ているように思われ、講員様の姿そして声を、身近に感じた私自身が一番感動し、第二部が終了です。


第60回全国奉詠福島大会(団体の部)風景写真2

 本大会は、東日本大震災の慰霊と復興をテーマに、特別プログラムによる三部形式です。最終第三部は「復幸への祈り」を主題に、復興祈願奉詠が福島教区本部中心に行われました。福島県内の詠匠・詠秀そしてご詠歌に携わる方々が、震災から現在を語り、映像、そして奉詠をもって綴ったものです。照明の落ちた舞台上でナレーションが始まり、3人の詠秀による『追弔和讃』の奉詠で始まり、曲の終わりに上手下手より8人の詠秀が登場し『南無菩提和讃』を奉詠。その後舞台が転換し、生田流宮城社「桐音会」による筝曲『飛鳥の夢』の演奏、続いて女性詠秀と寺族が登場し、琴の伴奏に合わせて『法の深山和讃』の奉詠が始まりました。普段あまり耳にしない琴の音色はすばらしく、それに合わせた女性の先生方のお唱えに会場中が魅了されました。続いて男性詠秀が再入場し、途中で詠匠2名が加わり『修行和讃』の奉詠。奉詠の中で、二重奏・輪唱という新たな奉詠方法は圧巻そのものでした。第三部最後は、詠監、詠匠、詠秀、寺族方、福島県内の各支部の代表者、桐音会の方々、そして会場全体で『宗祖弘法大師第三番御詠歌 常住』を、天井から散華が舞い落ちる中お唱えいたしました。祈りの第三部が終了し、閉会式へ。豊山流大師講岩脇彰信総本部長より、本大会に参加くださった方々への御礼を含め、ご挨拶をいただきました。『光明真言和讃』を一斉奉詠し、感動の中に閉会となりました。

第60回全国奉詠福島大会(団体の部)風景写真3 今年の全国奉詠大会は、節目の大会として、更には東日本大震災で犠牲になられた方々の慰霊と、被災地の復興を祈願した大会でもありました。1400名を超える皆様と一体となってご詠歌をお唱えできたことは、私自身大変感動し、かけがえのない経験となりました。来場された皆様の「感動した」「楽しかった」とのお言葉に、感謝申し上げると同時に、今大会の成功を感じました。本大会には講員以外に、多くの檀信徒方の参加をいただきました。その方々がご詠歌に興味を持っていただけたならば幸いです。

 最後に今大会のため、会場の準備や大会運営等にご尽力下さった全ての皆様、ご来場くださいました方々に心から感謝申し上げ、大会の報告と致します。



参加支部
常楽院 (東京都板橋区) 総持寺 (東京都足立区)
良観寺 (東京都葛飾区) 九品寺 (東京都葛飾区)
善養寺 (東京都江戸川区) 円福寺 (東京都江戸川区)
円福寺第二 (東京都江戸川区) 安養寺 (東京都江戸川区)
江戸川密蔵院 (東京都江戸川区) 世尊院 (東京都杉並区)
常性寺 (東京都調布市) 関戸観音寺 (東京都多摩市)
秋川大悲願寺 (東京都あきる野市) 即清寺 (東京都青梅市)
大行寺 (東京都あきる野市) 延命寺 (東京都小平市)
三光院 (東京都東大和市) 高勝寺 (東京都稲城市)
千手院 (東京都町田市) 光明院 (川崎市多摩区)
観音寺 (川崎市多摩区) 永寿院 (横浜市青葉区)
弘 楽 (横浜市緑区) 西福寺 (埼玉県三郷市)
延命院 (埼玉県杉戸町) 寿徳寺 (埼玉県久喜市)
久喜清福寺 (埼玉県久喜市) 西蔵院 (埼玉県久喜市)
徳性寺 (埼玉県加須市) 実相院 (茨城県五霞町)
実蔵院 (埼玉県所沢市) 寶泉寺 (埼玉県所沢市)
高淵寺 (埼玉県皆野町) 光明寺 (埼玉県神川町)
貴 船 (千葉市稲毛区) 薬師寺 (千葉県習志野市)
吉祥寺 (千葉県松戸市) 寿量院 (千葉県柏市)
子之神大黒天 (千葉県我孫子市) 富蔵院 (千葉県野田市)
清泰寺 (千葉県野田市) 満蔵寺 (千葉県野田市)
光福寺 (千葉県木更津市) 正延寺 (千葉県船橋市)
東学寺 (千葉県浦安市) 村松山 (茨城県東海村)
不動院 (茨城県那珂市) 大山寺 (茨城県城里町)
徳星寺 (茨城県古河市) 金蔵院 (茨城県古河市)
普賢院 (栃木県栃木市) 満願寺 (栃木県野木町)
下野国分寺 (栃木県下野市) 清滝寺 (栃木県鹿沼市)
栃木第一 (栃木県栃木市) 西光院 (栃木県佐野市)
金剛寺 (群馬県安中市) 信照寺 (群馬県安中市)
退魔寺 (群馬県伊勢崎市) 遍照寺 (群馬県館林市)
高顕寺 (長野県須坂市) 浦佐千手院 (新潟県南魚沼市)
佐渡岬 (新潟県佐渡市) 醫王寺 (福島県福島市)
大福寺 (福島県福島市) 永仁寺 (福島県福島市)
泉性院 (福島県福島市) 西光寺 (福島県福島市)
久盛院 (福島県福島市) 長谷寺 (福島県伊達市)
福厳寺 (福島県伊達市) 不動寺 (福島県福島市)
高福寺 (福島県伊達市) 観音寺 (福島県桑折町)
明福院 (福島県伊達市) 円福寺 (福島県伊達市)
法圓寺 (福島県桑折町) 自性院 (福島県双葉町)
金性寺 (福島県南相馬市) 宝蔵寺 (福島県南相馬市)
善応寺 (福島県飯舘村) 相馬安養 (福島県南相馬市)
無量寿会 (福島県郡山市) 如宝寺大悲講 (福島県郡山市)
山清寺 (福島県郡山市) 延命寺 (福島県郡山市)
宝光寺 (福島県郡山市) 龍蔵寺 (福島県白河市)
満徳寺 (福島県白河市) 長泉寺 (福島県二本松市)
梅木寺 (福島県二本松市) 神宮寺 (福島県本宮市)
円通寺 (福島県郡山市) 般若寺 (福島県田村市)
西勝寺 (福島県猪苗代町) 松音寺 (福島県北塩原村)
能満寺 (福島県磐梯町) 勝常寺 (福島県湯川村)
月光寺 (福島県柳津町) 五宝会 (福島県会津若松市)
会津常楽院 (福島県南会津町) 金乗院 (山形県米沢市)
幸徳院 (山形県米沢市) 西光寺 (山形県米沢市)
善明院 (山形県川西町) 持明院 (山形県高畠町)
長遠寺 (山形県長井市) 利生院 (愛知県南知多町)
宝乗院 (愛知県南知多町) 常福寺 (三重県伊賀市)
伊予教区本部 (愛媛県) 金剛頂寺 (高知県室戸市)
極楽寺 (高知県奈半利町) 清瀧寺 (高知県土佐市)
足摺山 (高知県土佐清水市)  
参加寺院
円応寺 (千葉県成田市) 洞伝寺 (茨城県鹿嶋市)
龍宝寺 (福島県伊達市) 福島県中部仏教婦人会
自性院 (福島県双葉町) 観福寺 (福島県葛尾村)
大楽院 (福島県いわき市) 相馬妙見歓喜寺 (福島県相馬市)
金性寺 (福島県南相馬市) 宝蔵寺 (福島県南相馬市)
長命寺 (福島県相馬市) 善応寺 (福島県飯舘村)
摂取院 (福島県相馬市) 証覚院 (福島県相馬市)
安養寺 (福島県南相馬市) 医徳寺 (福島県南相馬市)
長安寺 (福島県浪江町)  

 

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お問合せ

豊山流大師講総本部

〒112-0012 東京都文京区大塚5-40-8
TEL/03-3945-3900 FAX/03-3945-0702
(土・日・祭日・その他仏教行事等で、長期お休みを頂く場合も御座います。予めご了承下さいますよう宜しくお願い致します。)